第7回 酵素応用シンポジウム
第7回酵素応用シンポジウムが164名の参加者を迎え、2006年6月9日(金)に開催されました。今回も多くの応募の中から選考された5題の研究にその功績を称えて京都大学大学院農学研究科教授清水昌委員長より研究奨励賞が授与され、研究内容が受賞講演として発表されました。
受賞講演に引き続き企業報告として弊社から「世界の酵素市場」を分野別、地域別、種類別に紹介し、特別講演として株式会社興人の青吉紀氏より「酵素を利用した酵母エキスの製造」というテーマで食品分野における天然系調味料として成長著しい酵母エキスについて、その製造への酵素の応用、市場動向、今後の展開など多くの情報が紹介されました。
本シンポジウムは大学などの酵素応用研究情報に加え、企業からの酵素業界情報も同時に得られる場として、また「酵素」に関係を持つ人々が一同に会する貴重な交流の場として、参加された皆様から高い評価を頂いております。
委員長挨拶
研究奨励賞表彰式
研究奨励賞授賞講演
懇親会
プログラム
2007年6月9日(金)
名鉄ニューグランドホテル
研究奨励賞受賞講演
- 演題1:
- 麹菌 Aspergillus oryzae 由来耐塩性グルタミナーゼの開発(PDF:114KB)
吉宗 一晃(独立行政法人産業技術総合研究所 ゲノムファクトリー研究部門) - 演題2:
- PLP依存性デヒドラターゼ類の機能解析と物質生産への応用(PDF:126KB)
和田 大(北海道大学大学院農学研究院 ) - 演題3:
- イソプルラナーゼの立体構造と反応機構の解明(PDF:314KB)
殿塚 隆史(東京農工大学大学院共生科学技術研究院 )
演題1・2・3
座長/山根 恒夫(中部大学応用生物学部)
- 演題4:
- 高活性酸化触媒をめざした機能性人工ヘムを有するヘム酵素創製(PDF:377KB)
林 高史(大阪大学大学院工学研究科 ) - 演題5:
- 無細胞蛋白質合成系の高度化と蛋白質工学への応用(PDF:208KB)
中野 秀雄(名古屋大学大学院生命農学研究科 )
演題4・5
座長/祥雲 弘文(東京大学大学院農学生命科学研究科)
報告
- 世界の酵素市場(PDF:156KB)
紀藤 邦康(天野エンザイム株式会社常務取締役マーケティング本部長)
座長/祥雲 弘文(東京大学大学院農学生命科学研究科)
特別講演
- 酵素を利用した酵母エキスの製造(PDF:337KB)
青栁 吉紀(株式会社興人 執行役員発酵事業部長)
座長/堀之内 末治(東京大学大学院農学生命科学研究科)