第11回 酵素応用シンポジウム

第11回酵素応用シンポジウムは200名余の参加者を迎え、2010年6月11日(金)にメルパルクNAGOYAで開催いたしました。 今回も多くの応募の中から選考された5題の研究にその功績を称えて運営委員会委員長清水 昌先生(京都大学 名誉教授、京都学園大学 教授)より研究奨励賞が授与され、研究内容が受賞講演として発表されました。

受賞講演後には以下の講演を企画いたしました。

【招待講演】応用糖質科学と関連糖質産業
九州大学大学院農学研究院 特別顧問 貝沼 圭二 様

【特別講演】生物多様性条約COP10 AICHI-NAGOYA
青山学院大学国際政治経済学部 教授
(財)地球環境戦略研究機関 特別顧問
 小島 敏郎 様

【報告講演】微生物β-アミラーゼの開発
天野エンザイム株式会社 産業用酵素開発部 岡田 正通

最後に、弊社本社に開設いたしました「酵素資料室」を紹介させていただきました。
「酵素資料室」は、酵素産業の歴史的資料を後世に残すことが酵素産業に関わる弊社に課せられた命題と存じ、多くの先生方にその趣旨にご賛同いただき、貴重な資料をご寄付いただくことで開設に至ることができました。ご協力いただきました多くの先生方に感謝申し上げますとともに、皆様にもご参観いただければ幸いです。

委員長挨拶
委員長挨拶

表彰式
表彰式

講演
講演

懇親会
懇親会

プログラム

2010年6月11日(金)
メルパルクNAGOYA 瑞雲・東の間

研究奨励賞受賞講演

演題1:
植物ポリケタイド合成酵素の機能制御と超天然型新規生体触媒の開発
森田 洋行(東京大学大学院薬学系研究科 助教)
演題2:
アミノグリコシド抗生物質生合成酵素の機能解析と応用
工藤 史貴(東京工業大学大学院理工学研究科 助教)
演題3:
スフィンゴ脂質分解酵素の高度利用を目指した機能改変
沖野 望(九州大学大学院農学研究院 准教授)

演題1・2・3
 座長/祥雲 弘文(東京大学 名誉教授)

演題4:
タンパク質架橋化酵素トランスグルタミナーゼの高反応性基質配列の解明と活用
人見 清隆(名古屋大学大学院生命農学研究科 准教授)
演題5:
アミノ酸生合成酵素の構造・機能・活性制御に関する基礎・応用研究
西山 真(東京大学生物生産工学研究センター 教授)

演題3・4・5
 座長/淺野 泰久(富山県立大学工学部 教授)

報告講演

  1. 微生物β-アミラーゼの開発
    岡田 正通(天野エンザイム株式会社 産業用酵素開発部)

座長/淺野 泰久(富山県立大学工学部 教授)

特別講演

  1. 生物多様性条約COP10 AICHI-NAGOYA
    小島 敏郎(青山学院大学国際政治経済学部 教授 / (財)地球環境戦略研究機関 特別顧問)

座長/小林 哲夫(名古屋大学大学院生命農学研究科 教授)

招待講演

  1. 応用糖質科学と関連糖質産業
    貝沼 圭二(九州大学大学院農学研究院 特別顧問)

座長/清水 昌(京都大学 名誉教授、京都学園大学 教授)

「酵素資料室の開設」のご案内
富永 隆一(天野エンザイム株式会社 社会貢献事業担当)

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