第17回 酵素応用シンポジウム

第17回酵素応用シンポジウムは約290名の参加者を迎え、2016年6月3日(金)に天野エンザイム 慈善堂ホールで開催いたしました。今回も多くの応募の中から選考された6題の研究にその功績を称えて運営委員会委員長 清水 昌先生(京都大学 名誉教授)より研究奨励賞が授与され、研究内容が受賞講演として発表されました。

また、企画講演として下記の2題をご講演いただきました。

【企画講演1】卵の食品物性と酵素を用いたその改変技術
八田 一(京都女子大学家政学部 教授)

【企画講演2】対馬で作られるサツマイモ原料の伝統発酵食品「せんだんご」の不思議
岡田 早苗(木曽町地域資源研究所 所長 / 東京農業大学 名誉教授)

【報告講演】
※当初予定されていました滝富夫様の特別講演は、都合によりわが社の技術講演に変更になりました。
モノボディを介した酵素基質特異性の改良 -オリゴ糖合成酵素をモデルに-
田中 俊一(天野エンザイム株式会社 米国先端技術研究所)

慈善堂ホール
慈善堂ホール

清水委員長(中央)と研究奨励賞受賞者
清水委員長(中央)と研究奨励賞受賞者

講演会
講演会

懇親会
懇親会

プログラム

2016年6月3日(金) 
天野エンザイム(株)慈善堂ホール

研究奨励賞受賞講演

演題1:
高変異性好熱菌を用いた耐熱化変異酵素のハイスループット創出
鈴木 宏和(鳥取大学大学院工学研究科 准教授)
演題2:
非リボソームペプチド生合成に用いられる非タンパク質新生アミノ酸の生合成
勝山 陽平(東京大学大学院農学生命科学研究科 講師)
演題3:
無機硫黄化合物を基質とする新規酵素の構造と機能解析
金尾 忠芳(岡山大学大学院環境生命科学研究科(農学系) 准教授)

演題1・2・3
 座長/阪井 康能(京都大学大学院 教授)

演題4:
加水分解反応を触媒しないカルボキシルエステラーゼ
「チューリッポシド変換酵素」の構造解析と有用物質生産への応用

野村 泰治 (富山県立大学工学部 講師)
演題5:
新規マルチ銅オキシダーゼIOXを活用した酵素殺菌剤の殺菌メカニズムの解明
天知 誠吾(千葉大学大学院園芸学研究科 教授)
演題6:
膵外分泌不全例の膵酵素補充療法における血糖コントロールの問題
柳町 悟司(東北女子短期大学生活科 講師)

演題4・5・6
 座長/小林 哲夫(名古屋大学大学院 教授)

企画講演

  1. 卵の食品物性と酵素を用いたその改変技術
    八田 一(京都女子大学家政学部 教授)
  2. 対馬で作られるサツマイモ原料の伝統発酵食品「せんだんご」の不思議
    岡田 早苗(木曽町地域資源研究所 所長 / 東京農業大学 名誉教授)

座長/松下 一信(山口大学 教授)

報告講演

  1. モノボディを介した酵素基質特異性の改良-オリゴ糖合成酵素をモデルに-
    田中 俊一(天野エンザイム株式会社 米国先端技術研究所)

座長/清水 昌(京都大学 名誉教授)

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