第19回 酵素応用シンポジウム
第19回酵素応用シンポジウムは約260名の参加者を迎え、2018年6月1日（金）に天野エンザイム 慈善堂ホールで開催いたしました。今回も多くの応募の中から選考された6題の研究にその功績を称えて委員長 清水 昌先生（京都大学 名誉教授）より研究奨励賞が授与され、研究内容が受賞講演として発表されました。
また、企画講演として2題、天野エンザイム株式会社より報告講演として1題の講演がありました。
【企画講演1】宇宙での微生物曝露実験と将来の生命探査計画
山岸 明彦（東京薬科大学 名誉教授）
【企画講演2】鹿児島の壺造り黒酢の発酵と機能性
長野 正信（坂元醸造株式会社 専務取締役）
【報告講演】特異なタンパク質進化Circular permutation による酵素の機能改変
石原 聡（フロンティア研究部）
第20回酵素応用シンポジウムは、2019年6月14日（金）に開催いたします。皆様のご臨席を心よりお待ち申し上げます。
また、研究奨励賞は2018年10月1日から11月30日まで募集いたします。酵素の応用研究を進められている大学などの研究者の皆様からのご応募をお待ち申し上げます。
清水委員長（中央）と研究奨励賞受賞講演者
懇親会（「りんご黒酢」の試飲コーナー）
講演会
懇親会（地元の純米大吟醸の試飲コーナー）
プログラム
2018年6月1日（金）
天野エンザイム（株）慈善堂ホール
研究奨励賞受賞講演
- 演題1：
- ポリケタイド生合成におけるアシルキャリアータンパク質認識機構の解析
宮永 顕正（東京工業大学 理学院 助教） - 演題2：
- oligo(β-Lys)修飾による機能性低分子化合物の生体膜透過性改善
濱野 吉十（福井県立大学大学院 生物資源学研究科 教授） - 演題3：
- 酵素の新規可溶性発現技術の開発
松井 大亮（富山県立大学 工学部生物工学科 助教）
演題1～3
座長／吉村 徹（名古屋大学大学院 教授）
- 演題4：
- オピオイド系鎮痛剤の原料であるテバインの大腸菌を用いた実用生産系の構築
中川 明（石川県立大学 生物資源工学研究所 講師） - 演題5：
- 生体親和性分子を用いた酵素安定化技術の開発
村岡 貴博（東京農工大学 グローバルイノベーション研究院 准教授） - 演題6：
- 乳糖不耐症の診断法およびラクターゼ製剤の検討
佐藤 江里（弘前大学医学部附属病院 内分泌代謝内科 助教）
※代理講演者：柳町 幸（同病院 内分泌内科・糖尿病代謝内科 講師）
演題4～6
座長／山田 守（山口大学大学院 教授）
企画講演
- 宇宙での微生物曝露実験と将来の生命探査計画
山岸 明彦（東京薬科大学 生命科学部 名誉教授） - 鹿児島の壺造り黒酢の発酵と機能性
長野 正信（坂元醸造株式会社 専務取締役）
座長／小川 順 （京都大学大学院 教授）
報告講演
- 特異なタンパク質進化Circular permutation による酵素の機能改変
石原 聡（天野エンザイム株式会社 フロンティア研究部）
座長／西山 真（東京大学 教授）