第23回 酵素応用シンポジウム
第23回酵素応用シンポジウムはオンライン合わせて約270名の参加者を迎え、2022年6月10日(金)天野エンザイム 慈善堂ホールで開催いたしました。今回も多くの応募の中から選考された7題の研究にその功績を称えて委員長 清水 昌先生(京都大学 名誉教授)より研究奨励賞が授与され、研究内容が受賞講演として発表されました。
また、企画講演として2題の講演がありました。
【企画講演1】
魚類の生殖細胞操作を利用した新たな養殖技法
吉崎 悟朗(東京海洋大学 水圏生殖工学研究所 所長)
【企画講演2】
世界の飢餓問題の解決に向けて~持続可能な食料システムの構築~
日比 絵里子(国連食糧農業機関 駐日連絡事務所 所長)
第24回酵素応用シンポジウムは、2023年6月2日(金)に開催いたします。皆様のご臨席を心よりお待ち申し上げます。
また、研究奨励賞は2022年9月1日から12月12日まで募集いたします。酵素の応用研究を進められている大学などの研究者の皆様からのご応募をお待ち申し上げます。
プログラム
2022年6月10日(金)
研究奨励賞受賞講演(生化学分野)
- 演題1:
- ヒトPDIファミリー酵素によって触媒されるタンパク質のジスルフィド結合形成機構(PDF:2.02MB)
門倉 広(東北大学 多元物質科学研究所 准教授) - 演題2:
- 細菌ポリイン類の生合成におけるポリイン形成機構の謎を解く(PDF:1.93MB)
甲斐 建次(大阪公立大学大学院 農学研究科 准教授) - 演題3:
- 糸状菌のガラクトマンナン生合成マップの完成を目指して(PDF:1.77MB)
岡 拓二(崇城大学 生物生命学部 生物生命学科 教授) - 演題4:
- 一酸化炭素デヒドロゲナーゼを鍵とする微生物触媒の探索と応用基盤の構築(PDF:1.85MB)
井上 真男(立命館大学 立命館グローバル・イノベーション研究機構 助教) - 演題5:
- 熱帯微生物由来酵素による木質バイオマスの変換と有効利用法の開発(PDF:1.53MB)
原 啓文(東京大学大学院 農学生命科学研究科 特任准教授)
研究奨励賞受賞講演(食品分野)
- 演題6:
- コンピュータの目で酵素を改変および探索する。~GABA合成酵素の改変とヒラジン生合成経路の発見を例に~(PDF:1.92MB)
伊藤 創平(静岡県立大学大学院 薬食生命科学総合学府 准教授) - 演題7:
- カルバミン酸エチル分解酵素(ウレタナーゼ)の探索(PDF:1.73MB)
正木 和夫(独立行政法人 酒類総合研究所 醸造微生物研究部門 副部門長)
企画講演1
- 魚類の生殖細胞操作を利用した新たな養殖技法(PDF:2.08MB)
吉崎 悟朗(東京海洋大学 水圏生殖工学研究所 所長))
企画講演2
- 世界の飢餓問題の解決に向けて~持続可能な食料システムの構築~(PDF:2.94MB)
日比 絵里子(国連食糧農業機関 駐日連絡事務所 所長)
報告講演
- 次世代シーケンサーによる歴代工業用変異育種株の解析と応用(PDF:1.37MB)
松原 寛敬(天野エンザイム株式会社 イノベーション本部 フロンティア研究部 専門研究員)