酵素応用シンポジウム

日本には自然と共生し、資源を大切にする文化・風土があります。また、伝統的に職人が高い志を持ち、匠の技を磨き上げてきた「ものづくり」の国です。当財団は、「ものづくり」の国ならではの酵素利用の振興に貢献することを願い、産業界に影響を与える酵素の基礎または応用研究に対して研究奨励賞を贈呈しております。

酵素応用シンポジウムは、2000年5月にスタートし、その後は毎年6月前半の金曜日に開催しております。毎年、多数の研究テーマから研究奨励賞が厳選され、当日には受賞者にご講演いただいております。また、酵素の応用・関連情報ばかりでなく、異分野のトピックスや文化的な内容も企画講演として提供しております。

研究奨励賞につきましては、産業界に影響を与える酵素の基礎または応用研究を行っている若手研究者からのご応募をお待ちしております。ただし、研究奨励賞の募集対象に、学生と民間企業の研究者は含まれません。

また、酵素利用を検討されている産業界の方々の酵素応用シンポジウムへのご臨席を、心よりお待ち申し上げます。

第23回酵素応用シンポジウム【2022年6月10日(金)】

プログラム/要旨集(PDF:29.1MB)

プログラム
12:30  開会の辞: 清水 昌  (京都大学 名誉教授)
12:35  研究奨励賞 表彰式

【研究奨励賞受賞講演】
<生化学分野>
12:50
演題1:ヒトPDIファミリー酵素によって触媒されるタンパク質のジスルフィド結合形成機構(PDF:1.8MB)
      門倉 広  (東北大学 多元物質科学研究所 准教授)
13:05
演題2:細菌ポリイン類の生合成におけるポリイン形成機構の謎を解く(PDF:1.9MB)
     甲斐 建次  (大阪公立大学大学院 農学研究科 准教授)
13:20
演題3:糸状菌のガラクトマンナン生合成マップの完成を目指して(PDF:1.7MB)
     岡 拓二  (崇城大学 生物生命学部 生物生命学科 教授)
13:35
演題4:一酸化炭素デヒドロゲナーゼを鍵とする微生物触媒の探索と応用基盤の構築(PDF:1.8MB)
     井上 真男  (立命館大学 立命館グローバル・イノベーション研究機構 助教)
13:50
演題5:熱帯微生物由来酵素による木質バイオマスの変換と有効利用法の開発(PDF:1.5MB)
     原 啓文  (東京大学大学院 農学生命科学研究科 特任准教授)

<食品分野>
14:05
演題6:コンピュータの目で酵素を改変および探索する。~GABA合成酵素の改変とヒラジン生合成経路の発見を例に~(PDF:1.9MB)
     伊藤 創平  (静岡県立大学大学院 薬食生命科学総合学府 准教授)
14:20
演題7:カルバミン酸エチル分解酵素(ウレタナーゼ)の探索(PDF:1.7MB)
     正木 和夫  (独立行政法人 酒類総合研究所 醸造微生物研究部門 副部門長)

14:35 休憩

【企画講演】
14:55
魚類の生殖細胞操作を利用した新たな養殖技法(PDF:2.1MB)
     吉崎 悟朗  (東京海洋大学 水圏生殖工学研究所 所長)
15:45
世界の飢餓問題の解決に向けて~持続可能な食料システムの構築~(PDF:2.7MB)
     日比 絵里子  (国連食糧農業機関 駐日連絡事務所 所長)

【報告講演】
16:35
次世代シーケンサーによる歴代工業用変異育種株の解析と応用(PDF:1.4MB)
     松原 寛敬  (天野エンザイム株式会社 イノベーション本部 フロンティア研究部 専門研究員)

17:25  閉会の辞:天野 源之  (一般財団法人 天野エンザイム科学技術振興財団 理事長)

これまでの酵素応用シンポジウム