飲料加工

「味」「香り」「色味」を整え、
飲料を飲みやすく

飲料製品を美味しくするために、
実は、酵素のチカラが役に立っています。

私たちがよく飲む飲料を美味しく加工するために欠かせないのが、酵素のチカラです。茶葉や果汁の風味や味わいを最大限に引き出すために、様々な酵素が使われています。

「味」「香り」「色味」を酵素で最適化

味覚、視覚、嗅覚を刺激されることで、私たちは飲み物を「美味しい」と感じます。素材が持つ「味」「色味」「香り」をそれぞれ酵素のチカラで最適にしていくことで、より一層美味しい飲料を作ることができるのです。

酵素のチカラ

「味」を良くする

柑橘系果汁の苦味を除去!
・ナリンギナーゼのチカラ
夏みかん、はっさく、グレープフルーツなどの柑橘類には苦味成分のナリンギンが含まれています。このナリンギンをナリンギナーゼで分解することで、苦味を除去することができます。
茶葉の旨みを引き立て、苦味を低減!
・タンナーゼのチカラ
茶葉類には苦味や渋み成分のタンニンが含まれています。タンナーゼはこのタンニンに作用し、苦味や渋みを和らげます。
・プロテアーゼのチカラ
プロテアーゼのチカラで茶葉の旨味を向上させることができます。

「香り」を良くする

茶葉の香気を強める!
β-グルコシダーゼのチカラ
香気成分の多くは糖が結合しており、そのままでは揮発しにくいもの。β-グルコシダーゼは香気成分と糖の結合を分解し、素材の香気を強めます。

「色味」を良くする

お茶の色を整える!
・タンナーゼのチカラ
お茶を淹れるときに、温度の低下が緩やかに進むと白濁してしまいます。原因は、カテキン(タンニン)とカフェインが結晶状に結合するため。タンナーゼを使い、カテキンの構造を変えることでこの現象を防ぐことができます。
・ポリフェノールオキシダーゼのチカラ
茶葉抽出液の色をポリフェノールオキシダーゼで、濃くすることができます。
果汁をもっとクリアにする!
・ペクチナーゼのチカラ
果実中のペクチン質は、果汁の濾過を困難にし、混濁の原因となります。このペクチン質をペクチナーゼで分解することで果汁がよりクリアに。搾汁率の向上、濾過時間の短縮も期待できます。

茶葉からの抽出効率UP

・セルラーゼのチカラ
茶葉の繊維質をセルラーゼで分解することにより、濾過性の改善や固形分回収率の向上が期待できます。