米飯・餅

老化を抑制し、米飯の品質維持が可能です。老化防止以外にも米飯の品質を改善の検討をしています。

米の老化とは

 炊飯直後のご飯は柔らかくふっくらしていますが、時間が経過することで硬くなり、食感も低下します。この状態を老化と呼びます。老化を防止することは米飯の品質を維持することにつながりますので食品ロスを減らすことに貢献します。

米の老化が起こる原因

炊飯前の米は澱粉分子が結晶化しているため硬く消化性も悪いですが、炊飯をすることで柔らかくなります。これは水と熱を加えることで澱粉分子の隙間に水分子が入り込み、澱粉の鎖が開かれるためです。これを糊化と呼びます。しかし温度が下がり時間が経過することで、澱粉分子の隙間の水分子が抜け、再び硬い澱粉に戻ります(老化)。老化したご飯は硬いため食感も消化性も良くありません。

米の老化を防ぐ方法

米の老化を抑制させる手段はいくつかあります。例えば保水性の高い糖類や多糖類、乳化剤、食用油を添加することで澱粉の再結晶化を抑制して老化を防止させる方法が知られています。
他にも酵素により結晶化しやすいアミロースを分解して再結晶化を防ぐ方法も知られています。

天野エンザイムが提供するソリューション

米飯の品質を維持する

グライコトランスフェラーゼ「アマノ」は米飯の老化を防止する特徴的なスペシャリティ酵素です。
この製品は米澱粉の構造に枝分かれを増やすことで水分子を澱粉中に保持しやすくします。これにより老化が抑制され、おにぎりやお弁当の米飯の美味しさを維持します。粉末、液状の両方があるので工場でのオペレーションに合わせて選択可能です。

酵素による米飯の品質向上の追求

天野エンザイムは様々な角度で酵素による米飯の品質向上の可能性を追求しています。米飯の品質に課題をお持ちであれば是非ご相談ください。

アプリケーション資料

酵素の活用分野(アプリケーション)と当社製品に関する、様々なアプリケーション資料を用意しております。お気軽にリクエストをお送りください。

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酵素製剤のサンプル提供も行っております。
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