牛乳でゴロゴロしてしまうおなかに

おなかゴロゴロの原因は?

牛乳を飲むとおなかがゴロゴロするから好きじゃないという人はいませんか?

冷たい牛乳を一気に大量に飲めば、おなかもびっくりすることが多々あると思いますが、少しの牛乳でもおなかがゴロゴロしてしまう人、それは乳糖不耐症が原因かもしれません。

赤ちゃんの頃は平気だったのに…

一般に私たちヒトは赤ちゃんの頃は乳の中に含まれている乳糖を分解する力がありますが、成長とともにその能力が弱くなる傾向があります。この状態を乳糖不耐症といいます。特にアジア人の約9割が乳糖不耐症になるという調査結果もあるそうです。

一方で、赤ちゃんの頃から継続して牛乳を飲み続けると、乳糖の分解能力が衰えないというデータもあり、継続的に牛乳を摂取しているかどうかが、おなかがゴロゴロするかしないかに影響しているかもしれません

どうすればゴロゴロしないのか

牛乳を飲んでおなかがゴロゴロする人も、牛乳がたっぷり入ったカフェオレやアイスクリームが欲しくなることはありませんか?

日本やアメリカでは乳糖を前もって分解した牛乳が販売されています。

このような処理をされた牛乳を利用する方法もありますが、特にアメリカでは食後に乳糖を分解するサプリメントを摂るという方法が一般的となっています。

アメリカのサプリメント

アメリカでは健康保険の制度の違いから、特に健康を強く意識し積極的にサプリメントを利用する人が多く見られます。

牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする人にとっては、乳糖を分解する酵素であるラクターゼが配合されたサプリメントを摂ることが珍しくありません。

アメリカでは約40年前からラクターゼ製剤が販売されています。大手のダイエタリーサプリメント専業メーカーの他、スーパーマーケットのプライベートブランドによる商品も市場にあり、非常に身近な存在となっています。

「サプリメント」目次へ戻る