AMANO Sustainability Report

人類は18世紀の産業革命以降に人口が爆発的に増加し、200年にわたる産業界の活動により地球環境は限界を迎えました。そして2015年に国連総会でSDGsが採択されてから、世界は持続可能な社会への変革を目指して大きく動き始めました。あらゆる産業が、地球環境に悪影響を与えるエネルギー資源の利用や廃棄物の発生を抑えるために、サプライチェーンの再構築を含めサステナブルな事業への転換を模索しています。
この大きな潮流の中で、微生物が持つ酵素の働きに大きな注目が集まっています。穏やかな条件で、また少量でも大きな生化学反応が得られる酵素の利用が、サステナブルな社会を実現する解決策として期待されているのです。
日本は微生物資源の宝庫であり、私たちは自然界からのスクリーニングや育種など、伝統的な技術を磨き続けています。サステナブルな未来をつくるため、世界で貢献できる存在になる。社員が志を一つにし、微生物が活躍するサステナブルな未来を目指して事業を進めてまいります。